自転車にデジタルカメラ用マウント(車載カメラ)を装着

自転車にデジタルカメラを搭載し、車載カメラで動画を撮りたい。自転車で走っていると、一度はそんなことを考えたことがあるでしょう。

「移動しながら撮影」する手段としても、自転車の車載カメラは有効です。歩きながら動画を撮影すると、大きく不規則に揺れるためブレがひどくこのブレは手ぶれ補正機能では吸収できません。しかし、自転車なら走行中に大きな揺れがないため、見辛いブレも生じにくいのです。

では、実際に自転車にデジタルカメラを取り付けてみましょう。

自転車にデジタルカメラを装着するには、市販されている自転車用カメラマウントが便利です。私が使っているのは、比較的安価なロールバーマウントMT-RB001という製品。もともとアクションカメラ用のアクセサリーですが、通常の三脚ねじなので軽いカメラなら取り付けられます。
ベルト式で対応するハンドル径が広いのが、利点ですね。

ただ、ベルトの固定が段階的になっているので少し「隙間」ができそのままでは固定できませんでした。そこで、「太い輪ゴム(事務用)」を巻き付け、その上からロールバーマウントを取り付ける形にしています。
私は、自転車にロールバーマウントでDSC-RX100を搭載していますが、DSC-RX100(重量は約250g)程度なら大丈夫みたいですね。

輪ゴムを挟んで自転車のハンドルにデジタルカメラ用マウントを装着する

自転車用のカメラマウントを使用する際は、常に固定状況に注意しましょう。デジタルカメラを装着したら、走行前に必ず手で力を加えてみるなどしてずり落ちたりすることがないよう確認します。

実際に、このロールバーマウント(DSC-RX100装着)を使って撮影してみた自転車走行ビデオは、以下のようになります。動画を撮るときには、手ぶれ補正を積極的に使うと効果的。

つくば田園サイクリング

路面状態の良い直線区間であれば、かなり良い感じで撮影できるでしょう。